標準化活動貢献者表彰

平成22年度 標準化活動貢献者表彰 受賞者   (50音順)
受賞者 所属 受賞理由
石川 栄 氏 新幹線エンジニアリング株式会社 IEC/TC9 国内委員会の幹事及び委員として、20 年間以上、国内作業部会の取り纏めと対応方針の策定などに貢献した。特に、主電動機と制御装置の組合せ試験規格の国内作業部会の主査として、規格案の制定作業に貢献した。また、電気学会の鉄道技術標準化調査協同研究委員会、国土交通省の鉄道技術標準化調査検討会などをはじめとする各委員会に参画するとともに、鉄道車両の電気機器に関する設計・開発に主体的に取り組み、各種機器の標準化に大きく貢献した。
梅田 克也 氏 株式会社東芝 IEC/TC9 の振動及び衝撃試験方法規格の国際専門家として延べ4 年間に渡り、審議に参加し、日本方式の提案を裏付ける資料の作成に貢献した。また、鉄道車両に関連するJIS原案作成委員会の委員および幹事として、規格案の改訂作業に貢献した。
岡田 英明 氏 三菱電機株式会社 IEC/TC9 のTCN(列車内情報制御伝送系)規格の国際専門家として、延べ3 年間に渡り、日本方式の提案および規格案の作成に主体的に貢献した。また、TCN 規格及び鉄道マルチメディア規格の国内作業部会の委員として、日本案および対応方針の作成等に主体的に貢献した。
栗山 敬 氏 川崎重工業株式会社 延べ6 年間に渡り、鉄道車両の溶接に関連する各種JIS 規格並びに空調システムや車内騒音の測定に関連するJIS 規格の原案作成委員会に、委員および幹事として参加し、規格案の制定・改訂作業に貢献した。
下村 孝 氏 社団法人日本鉄道車輌工業会 ISO の鉄道車輌用材料の規格制定をはじめとして、20 年以上に渡り、鉄道に関連するISO規格の国内委員会の委員及び事務局を担当し、規格の審議対応に貢献した。また、鉄道車両に関する各種JIS 規格並びに鉄道車輌工業会規格の制定・改正作業に延べ10 年間に渡り主体的に貢献した。
富岡 隆弘 氏 財団法人鉄道総合技術研究所 IEC/TC9 の振動及び衝撃試験方法規格の国際専門家として延べ4 年間に渡り、審議に参加し、日本提案の技術的な側面を説明し、日本方式を規格に反映することに貢献した。また、振動及び衝撃試験方法規格のJIS 原案作成委員会の委員として、規格内容の技術的検討や参考データの収集・提示を行うなど、規格案の改訂作業に貢献した。
中畑 芳樹 氏 九州旅客鉄道株式会社 無線式列車制御システムの国際規格提案を検討する無線列車制御国際規格準備会に委員として参加し、特に、鉄道に関する技術上の基準を定める省令との整合性について検討し、規格原案に反映することに顕著な貢献があった。また、無線式列車制御システムの規格化検討委員会およびJIS 原案作成委員会において、延べ3 年間に渡り、積極的に活動し、特に列車の安全性確保に関する要件の反映に多大な貢献があった。
三浦 重 氏 株式会社鉄道現業社 レールを中心とした鉄道用品関連のJIS 原案作成委員会の委員長等として10 年間以上に渡り活動した。特に、規制緩和推進計画を受け、平成7 年以降、国際規格との整合化のためのJIS 規格の統合及び改正に特段の貢献をした。
宮﨑 俊宣 氏 社団法人日本鉄道電気技術協会 IEC/TC78 国内委員会委員並びにIEC/TC9 架空電車線規格の国内作業部会の委員として、現場経験を活かした貴重な意見を述べ、規格審議に貢献した。また、電車線関係JIS 担当者として、3 年以上に渡り関連するJIS の維持/改正に務めている。特に、電車線路用架線金具試験の改正では、JIS 原案作成委員会の事務局として、改正案の調整、取りまとめ作業に貢献した。
吉原 茂 氏 株式会社日立製作所 IEC/TC9 の地上電気設備に関する規格の国際専門家として、延べ3 年間に渡り、日本方式の提案に主体的に貢献した。また、IEC/TC9 の地上電気設備に関する多数の国内作業部会の委員として、延べ6 年間に渡り、技術的な根拠となる資料の作成等に貢献した。